コクヨの「測量野帳(そくりょうやちょう)」は長年愛され続けてきたロングセラー商品なんですが、最近ユーザーさんが急増! カスタマイズして使う方も増えてきました。今回はそんな「測量野帳」はどんなノートか? 種類や使い方について詳しくご紹介します。
今話題の「測量野帳(そくりょうやちょう)」って何?
グリーンの鮮やかなカラーが特徴的なこちらのノート。文房具屋さんで見かけたことある…という方も多いはず。コクヨの「測量野帳(そくりょうやちょう)」は1959年発売以降、長年愛され続けてきたロングセラー商品です。「測量野帳」はその名の通り、測量用に作られたノートで土木・建設関連の仕事現場に使われてきました。
専門的に使われてきたノートですが、最近では一般の方の間で大ブーム! 測量野帳のユーザーを「ヤチョラー」さんと呼び、オリジナルの使い方の書籍も発売されるほど人気です。
「測量野帳」と一括りにされがちですが、実は大きく分けると3種類に分かれています。
- 「LEVEL BOOK」
- 「TRANSIT BOOK」
- 「SKETCH BOOK」
箔押しの文字に合わせてフォーマットも違うんです! そんな「測量野帳」を今回は詳しくご紹介していきます٩(ˊᗜˋ*)و
測量野帳には3種類ある!
1、LEVEL BOOK(レベルブック)
1冊目は「LEVEL BOOK(レベルブック)」水準儀を用いた測量に使いやすいノートです。レベルブックのレベルは、水準測量という高さを求める測量で使用される機器に由来しています。
「LEVEL BOOK(レベルブック)」を開くと、中はこんなフォーマットになっています。左ページが、測定した高さ(レベル)を記入しやすいマス目のフォーマット。右ページはメモに使いやすい6mm罫線。左右違うフォーマットに分かれています。
こんな使い方もおすすめ
- お小遣い帳にカスタマイズ
- 体重などのメモに
2、TRANSIT BOOK(トランシットブック)
2冊目は、「TRANSIT BOOK(トランシットブック)」トランシットとは角度を計測する測量機器の一つです。地図や土地の面積などを求める際に必要となる距離や角度の測定データを記入します。
「TRANSIT BOOK(トランシットブック)」を開くと、中はこんなフォーマットになっています。左ページがレベルブックと同じマス目のフォーマット。右ページは更に細かいマス目になっています。実際に測量で使う場合は、左は測定した距離を記入し、右には測定した距離を記入するそうです。トランシットの内容をレベルブックに記入する場合もあります。
こんな使い方もおすすめ
- 家計簿として金額をメモに使う
- 進捗管理やグラフ感覚で使う
3、SKETCH BOOK(スケッチブック)
3冊目は「SKETCH BOOK(スケッチブック)」その名の通りスケッチブック。メモやノートを取りやすいノートです。測量野帳の中で一番使いやすいフォーマットで「ヤチョラー」さんの多くがスケッチブックタイプを使用しています。
「SKETCH BOOK(スケッチブック)」を開くと、中はこんなフォーマットになっています。中紙は使いやすい3mm方眼罫になっています。メモやノートに便利で、イラストを描いたりしてもOK。測量野帳の中で一番自由度が高いノートです。
こんな使い方もおすすめ
- イラストやスケッチを描く
- カスタマイズして手帳にアレンジ
測量野帳のココがすごい!
測量野帳は屋外で使われることを想定して作られているので、表紙が硬く丈夫です! 片手に持って筆記できるよう、しっかりした表紙で耐久度が高いのが特徴です。多少水に濡れてもへっちゃら。
雨や、水をこぼしても、ササッと拭くだけで元通り。表紙がさらに水に強い耐水タイプもあります。
測量野帳のフムフムポイント
丈夫でコンパクトなのに…お手頃プライス!
やまぐちは、学生時代に測量野帳をヘビーに使っていました。理由は、なんといってもお値段です。お値段びっくりの税別200円という破格です!(2020年1月現在)しかも表紙が丈夫で、カバンに入れても折れにくいので、とても重宝していました。
サイズは縦160mm、横91mmのコンパクトサイズ。ペンより若干大きいくらいなので、ポケットにもすっぽり。ページは40枚(80ページ)なので、薄く軽いので持ち運びにも便利です。久々に「測量野帳」をいろいろ使っていきたいと思います(*´◡`*)
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